タイ国際航空

中部日本地区マーケティング部 次長

加藤 伸江さま

文:佐々木恵理子

2018年で名古屋就航30周年

――タイ国際航空様が名古屋に就航された経緯を教えて下さい。

1988年10月31日に県営名古屋空港に就航しました。もともと東京・大阪は名古屋より以前に同時に就航しておりましたが、名古屋は第三都市ということで就航しました。

名古屋の企業が多くタイに進出しているので、ビジネスの利用が多いことを想定していたのですが、はじめはビジネスよりも観光利用が多かったですね。

現在もやはり観光で搭乗いただくことが多いですが、曜日によって変わります。月曜日出発はビジネスで、週末は観光でのご利用が多いです。

現在は、2018年7月1日から、中部国際空港から深夜に出発する「TGでら夜便」が毎日就航して、1日2便になりました。

もともと深夜便は、2008年5月17日にセントレア空港初の深夜定期便で注目を浴びたのですが、リーマンショックなど、様々な問題があって一時休便になったのです。

その後、午後便のフライトとして復活したのですが、午後便は夜遅くに到着するため、ヨーロッパ便への乗り継ぎのご利用などに便利でした。

徐々に深夜便の数を増やしていって、それから毎日運航するようになりました。


タイに触れるきっかけに「TGでら夜便」

――TGでら夜便は何度か利用させていただきましたが、とても便利ですね。私のようなサラリーマンでも、仕事終わりに気軽にタイに行くことができます。

TGでら夜便は、実際にご利用いただいた方から、「便利だった」「また利用したい」というご意見をたくさんいただいております。短い休みしか取れないサラリーマンや学生さんも週末などを利用すれば、いつでも行くことが可能です。6時間のフライトでも、寝ている間にバンコクに着いてしまいますから時間を有効活用できます。

 

タイ国際航空 中部日本マーケティング部 加藤様(撮影:塩見克己)

もっと学生さんにタイの魅力を知って頂きたいので、学生さんにご協力いただいて「TGでら夜便サポーターズ」という企画も行っています。

「TGでら夜便サポーターズ」は、FM 愛知さんにもご協力いただいて、タイ国際航空やタイの良さをPRしていただける学生さんを募集し、タイの魅力を伝える活動をしていただく企画です。

学生さんには機内食体験会や、空港制限エリアの見学など、通常では見られない現場の裏側を実体験していただきます。この企画のポイントは、皆さんが一つの目標に向かってチームで真剣に取り組み、活動することによって、責任感や達成感、またお互いに助け合うことで友情の絆が生まれ、かけがえのない学生時代の思い出になることです。

それぞれの活動を最後にプレゼンテーションして頂き、優勝したチームには優勝賞品としてタイ航空券をプレゼントしています。

活動報告などをしていただく最終プレゼンテーションは、まさに卒業式のようで感動的です。

 

今年(2018年)は、名城大学の #dok kluay maiチームが優勝しましたが、自主的に動画を製作されたり、素晴らしい活動をしてくださいました。

中部とタイの架け橋として

――今後の展望をお聞かせいただけますか。

中部とタイの架け橋として、この先も途絶えないように運航をし続けることを一番に考えていきたいですね。

30周年一度も運休することなく、オフラインになることもなく続けさせていただけていることは本当に幸せなことです。

また、航空会社という側面のみならず、タイを皆様にもっと知って頂きたいのでタイフェスティバルへのスポンサーや、名古屋で開催されているムエタイイベント「ムエタイスーパーファイト」、ミスジャパン愛知大会、ミスユニバース岐阜大会へのスポンサーもさせて頂きました。

この先も、名古屋の地でタイと皆様の架け橋となれる存在であり続けたいと思っています。

――ありがとうございました。

写真:タイ国際航空 加藤様(左)と佐々木(右)

タイ国際航空


日本地区コールセンター 0570-064-015

営業時間:月 ~ 金曜日 9:00~17:00 (祝祭日、年末年始を除く)

HP:https://www.thaiairways.com/


こちらの情報は2018年12月時点のものです。